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自動車保険の途中解約 – 返戻金は?

自動車保険(任意保険)の契約は一般的に1年満期ですが、さまざまな理由により満期前に途中で契約を解除(解約)したい場合もあります。そのような場合は、保険会社に解約する旨を申し出れば契約途中でも解約することができます。解約したときに戻ってくる返戻金や解約時の注意点などについてまとめました。

解約するための手順(例)

以下は、解約する際の手順の一例です。保険会社により手順、方法が異なる場合がありますので、まずは解約方法について契約している保険会社にお問い合わせください。

  1. 解約したい日にちを決める
  2. 電話などで保険会社に連絡して解約したい旨と解約したい日にちを伝える
  3. 保険会社から解約のための書類が届く
  4. 解約の申請用書類に必要事項を記入し保険会社に返送する。
  5. 保険会社から解約手続きが完了したことの知らせが届く。
  6. 返戻金がある場合は、指定した金融口座などに振り込まれる。

返戻金(変換保険料)とは

上記手順6.にあるように年間一括払いをしている場合は、「返戻金」として支払った保険金の一部が戻ってきます
返戻金の金額の算出方法は保険会社により異なりますが、主に以下2通りのいずれかの算出法が採用されています。

  1. 月割計算で算出
  2. 契約(加入)期間に短期料率を乗じて算出

上記返戻金算出方法2.にある「短期料率」とは解約するまでの期間に応じた保険料率のことです。
詳しい計算方法については下記関連ページへ。

自動車保険解約時の「短期料率」とは?

解約する際の注意点

自動車保険を途中解約する理由は人それぞれですが、解約する理由、その後の予定により注意すべきポイントが異なります。主な二つの解約理由における注意点について説明します。

1.自動車を運転しなくなるから

自動車に運転する予定がなくなり保険を途中解約したい場合は、「中断証明書」の発行を申請したほうがよいでしょう。
「中断証明書」とは、また運転を再開し、あらためて自動車保険を契約した際に解約した当時の等級をそのまま引き継ぐことができる制度です
解約時にはもう運転することはないなと思っていても今後必要になる場合があるかもしれません。ある程度、等級があるのであれば念のため申請しておいて損はないでしょう。
「中断証明書」を利用するには条件があります。詳しくは、下記関連ページへ。

等級 – 中断証明書を発行すれば等級を保持できる

他の自動車保険に乗り換えるため

他の自動車保険に乗り換えることが目的の場合、等級の引き継ぎに注意が必要です。
無事故で1年間過ごした場合は1等級上がることになりますが、例えば、4か月で保険を途中解約し他の保険に切り替えた場合、解約した保険の加入期間の4か月が無駄になり、乗り換えた保険の開始日からあらためてカウントすることになってしまいます。
それを避けるためには以下の条件をクリアしなければなりません。

  • 乗り換え先の保険会社で「保険期間通算特則」を採用している。
  • 保険解約日と乗り換え先の保険開始日が同じ日である。

他の保険に乗り換えるための途中解約はおすすめしない

自動車保険を途中解約する理由は人それぞれですが、他の自動車保険に乗り換えるために途中解約するのはあまりお勧めしません。
お勧めしない理由は、途中解約すると返戻金がありますが、月割りで返金されたとしても月の途中だとその月はカウントされて契約期間に含まれてしまい余計な保険料を支払わなければなりません。「短期料率」が採用されているとなおさらです。
また、あまりないことですが、等級の引き継ぎにミスがあった場合は次の保険料に影響してきます。
もし、他に条件の良い自動車保険が見つかった場合でも、現在契約している保険を満期日まで待って乗り換えるようにしたほうが良いでしょう。

 

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