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HOME任意保険等級等級とは? – 各等級の割引率

等級とは? – 各等級の割引率

「等級」とは各被保険者のリスクの高さ、低さを表すランクのことです。
この「等級」によって任意保険における保険料率(割引率、割増率)が決まります。任意保険の保険料に最も影響を与える制度のひとつです。

「等級」に関する下記項目について記しました。

「等級」が高いと保険料が安くなる

正式には、「ノンフリート等級別料率制度」と言い「任意保険」に適用されます。
「自賠責保険」の保険料は定額ですので、関係ありません。

toukyuu等級は1等級から20等級まであり、前年契約の「等級」、「事故の有無・件数」に応じて決定されます。20等級が最もリスクが低いと評価され割引率が高くなり保険料が安くなります。
初めて自動車保険の契約をする場合は、6等級からのスタートになります。

「セカンドカー割引」などを利用すると7等級からスタートとなります。

各等級の等級係数と保険料割引、割増率

「等級」には1等級から20等級まであります。
その各等級の等級係数と保険料の割引、割増率が下記表となります。
また、初めて自動車保険の契約をする場合は、「6等級」になりますが、年齢によって等級係数と保険料の割引、割増率が異なります。その表も続いて表記していますので、ご確認ください。
表中の「無事故係数」「事故有係数」については表のあとで説明します。

()カッコ内の数値が保険料の割増引率になります。
+のついた赤文字は、割増しになります。等級が低いと割引きどころか割増しになってしまいます。

下記2つの表は多くの保険会社が参考にしている「損害保険料率算出機構」が算出した等級係数(割増引率)(2012年4月1日改定)です。
そのため割増引率などは、各保険会社により異なる場合があります。契約前に必ず保険会社の割増引率をご確認ください。

等級係数(割増引率)
等級 無事故係数(割増引率) 事故有係数(割増引率)
1等級 1.64 (+64%)
2等級 1.28 (+28%)
3等級 1.12 (+12%)
4等級 0.98 (-2%)
5等級 0.87 (-13%)
6等級 0.81 (-19%)
7等級 0.7 (-30%) 0.8 (-20%)
8等級 0.6 (-40%) 0.79 (-21%)
9等級 0.57 (-43%) 0.78 (-22%)
10等級 0.55 (-45%) 0.77 (-23%)
11等級 0.53 (-47%) 0.75 (-25%)
12等級 0.52 (-48%) 0.73 (-27%)
13等級 0.51 (-49%) 0.71 (-29%)
14等級 0.5 (-50%) 0.69 (-31%)
15等級 0.49 (-51%) 0.67 (-33%)
16等級 0.48 (-52%) 0.64 (-36%)
17等級 0.47 (-53%) 0.62 (-38%)
18等級 0.46 (-54%) 0.6 (-40%)
19等級 0.45 (-55%) 0.58 (-42%)
20等級 0.37 (-63%) 0.56 (-44%)
初めて保険契約した時の等級係数(割増引率)
等級 年齢 等級係数(割増引率)
6等級 全年齢補償 1.28 (+28%)
21歳以上補償 1.03 (+3%)
26歳以上補償 0.91 (-9%)
年齢条件対象外 1.04 (+4%)
7等級※ 全年齢補償 1.11 (+11%)
21歳以上補償 0.89 (-11%)
26歳以上補償 0.6 (-40%)
年齢条件対象外 0.61 (-39%)

※ 「セカンドカー割引」などを利用した場合は、7等級からとなります。

「無事故係数」「事故有係数」とは

「無事故係数」とは、過去に事故が無かった場合に適用される等級係数で、反対に「事故有係数」は、過去に事故があった場合に適用される等級係数のことです。
この二つは、同じ等級でも過去に事故があったか無かったかによって等級係数に差をつけようということで設定されました。
もちろん「無事故係数」のほうが、割引率が高く保険料が安くなるように設定されています。

では、「事故有係数」の適用は、永遠にそのままかというとそういうわけではありません。1年間もしくは3年間無事故であれば「無事故係数」の適用となります。
期間の違いは、事故の内容によって異なります。詳しくは、下記リンク先ページをご覧ください。

「事故有係数」の適用期間

ポイント:
事故を起こさないことが、最も節約になる

2012年に「ノンフリート等級別料率制度」が改定され、事故を起こしたことがある人には、より厳しい評価をするようになりました。
冒頭にも述べましたが、任意保険の料金に大きく影響し、最も安くすることができる要因のひとつがこの「等級」です。
保険料とは関係なく事故を起こさないように注意することは、当然のことですが、運転者(被保険者)の経済面から見ても無事故であることが最も節約になります。
事故を起こさないように心がけましょう。

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